布花の花芯づくりに欠かせない「ペップ」
布花の本やレッスンで、ペップの必要本数が表示されていることがあります。
販売されているペップのほとんどは束になっていて、外袋に本数は書かれていません。
一体、何束購入すればいいのか解りにくいですよね。
そこで、ペップの入り数について解説します。
束の単位はグロス。
グロスとは数量の単位で12ダース(144)のことです。
ペップは先端の粒の数をカウントします。
1G(グロス)=144粒です。
ペップには 両端に粒が付いているタイプ(両付きペップ)と片方にだけ粒が付いているペップ(片付きペップ)があります。
片付きペップ
両付きペップ
片付きペップの場合=144本(144粒)が1G(グロス)です。
両付きの場合=72本(144粒)が1G(グロス)です。
画像のペップは袋の表示が10G(グロス)で 両付きペップが5束入りです。
5束入りで10グロスなので、1束は2グロスとなります。
両付きペップですから1グロスが72本。
1束が2グロスでしたので、72×2=144本です。
実際に両付きペップ2G(グロス)を数えてみました。
10本×14組+4本+α=144本+α
少し多めに束ねられていましたが144本は確実にあります。
両付きペップを約50本と言われれば、2グロスのペップであれば約1/3束ということになります。
わざわざ数えなくても済みますね。
- ペップの数え方は先端の粒の数をカウントする
- グロスの単位は144
- 片付きペップと両付きペップがある
以上のことを、覚えていれば数量の計算をしやすくなります。
もちろん例外もあります。
下の画像のようなワイヤーペップはグロスではなく、「520粒」などの表記で販売されています。
ペップは本当にいろいろな種類があるので、ついついコレクションが増えてしまいます(^_^)